歯を1本、失うことになってしまいました。

●歯を1本、失うことになってしまいました。

こんにちは。自然療法の栄養セラピスト、キンロス一美(Kazumi Kinross-M, BA, Dip.CNM)です。

実は私、西洋医学と自然療法は、持ち場が違うだけで、どちらも存在価値あり、と思っています。

・西洋医学は、特に、一刻を争うような時や、手術を要する時、無くてはならないもの。

・自然療法は、慢性的な症状をサポートするのに、最適。

自然療法で、西洋医学専門の分野は、何とも出来かねる場合、確かにあります。

12月1日大阪、8日東京で実施のセミナー、

★太る心配も、成人病になる心配もなく、美味しいものを楽しむ方法★

おかげさまで、満席御礼です。有難うございます。

◇参加頂くお一人、MNさんからの「告白」です。

私自身、4年間みっちり、マクロをやってきました。

大病を患ったからです。

ありがたいことに、その後、再発はありません。

しかし、ある時、歯痛に悩まされるようになりました。

マクロの先生にご相談すると、「排毒だから、よく噛んで、唾液を出せば虫歯も治る。大丈夫」と言われました。

また、「口の中に出来る症状は、食べ過ぎのサインです。食べ過ぎなければ大丈夫!」とも。

4年間、色々な先生の勉強会に出ていて、「排毒」のことは分かっていたつもりだったので、これで、薬(西洋の)を入れたら、また、奥に、毒が戻ってしまうのでは?と思い、必死に、食べ過ぎを抑えました。

これだけでも、まだイタイ・・・。

なら、もっと食を減らさなければ・・・。

まだイタイ。

なら、もっと・・・。

これを繰り返し、しかも、頭の中では「排毒。排毒。これも良くなる過程」などと思っているわけですから、食は細くなって、家族が心配しても、ひたすら、食べる量を減らしていきました。

その結果・・・。

歯を1本、失うことになってしまいました。もちろん、激痩せもしてしまいました。(怖い位に)

歯を失って、初めて、

「どうして、西洋医学を否定してしまったのだろう?」

「すべてが東洋医学でいいわけではないのでは?」

と、やっと思うに至ったのです。

ついつい、マクロを始めたキッカケの‘大病’が念頭にありましたので、こんなむちゃをしたのだと思います。

そこで、マクロと西洋医学をきちんと学ばれた意見を聞きたいと思うようになりました。

自分流に、健康本も読み、マクロでは反対されているナッツを食べたり、生野菜や生の果物を食べてはいます。

でも、まだまだ、それは我流であるし、マクロビを全く知らない西洋医より、佳豆美さんのご意見を聞きたいと思いました。

★私から、MNさんへの返事です。

そんな風に、思っていてくださったんですね。有難うございます。そして、可哀想に・・・。他人事とは、思えません。

実は、私にも、全く同じような経験が、あるんです!

私は、マクロの先生に聞いて、ではなくて、事実に直面するのが恐くて、ずるずる処置を引き延ばしていました。

そして、私の場合は、気功の先生に、すがり付きました。

すると、

「根が死んでるんだったら、気功は効かない。」

と、バッサリと、切り捨てられ、仕方なく、歯医者へ・・・結局は歯を抜く、という顛末に。。

外科的なことってね、自然療法では、限界があります。それに、自然療法の救急って、ちょっと、想像できません。

餅は餅屋。

Red Flag、つまりは「赤い旗」を立てる、と言うのですが、「医者に行ってください。」とお願いする症状が、幾つかあります。浮腫む、血圧が高い、心臓がバクバクする、等々。

悠長に構えてはいられない場面です。

自然療法が、一番役に立つのは、慢性的な病気を予防したり、サポートしたりすること。そういう得意分野で、精一杯、お役に立ちたいです。

得意分野での知恵を、今度のセミナーでは、とっくりと、語らせて頂きます。

参加いただく方、ご期待ください♪

【関連記事】