中性脂肪は、低ければ低い方が良いのか?NO!病気の場合もありますよ!
● 中性脂肪は、低ければ低い方が良いのか?NO!病気の場合もありますよ!
こんにちは。一美キンロスです。
中性脂肪が高いという悩みもありますけれども、低すぎる、なぜかな?というお悩みも、あります。
そんな方から、次のようなご質問を頂きました。
中性脂肪が低いのですが、低ければ低いほど良いのですよね?
いえいえ、そうとは限りません!
病気が潜んでいる場合も、ありますよ。
続きは、こちらに書きました。
例えば、甲状腺機能に差し障りがある場合とか、胆嚢(たんのう)や胆汁が機能不足で、脂肪の代謝がうまく行かない、などの可能性も、あります。
お医者さんに相談してみて下さい。
もし、問題は無いと言われた場合、最近、すごくありがちなことを1つ、紹介します。
それは、マクロビ、ビーガン、菜食の方で、充分に脂肪を摂っていないことで、中性脂肪値が基準より低いケースが、良くあるのです。
脂肪といっても、何でも摂れば良いわけでは、ありません。
酸化した油や、揚げ物の油などではなく、摂るべきなのは、質の良い脂肪です。
特に、菜食の場合、オメガ3脂肪酸が不足するケースが多いのです。
さて、オメガ3脂肪酸の一番良い食源は、青魚です。
しかし、マグロやサメなど、大きな青魚は寿命も長く、広いエリアを泳いでいる間に、汚染物質、中でも有害な重金属を蓄えてしまいがちなのです。
有害な重金属とは、水銀、鉛、ヒ素などです。
だから、小ぶりの青魚が無難です。
例えばイワシ、アジ、秋刀魚、ニシン、鯖、鮭などですね。
さて、菜食の場合は、魚は食べませんね。
植物性のオメガ3源には、エゴマ油やアマニ油が、あります。ところが、植物性には、オメガ3が、そのままで体に吸収する形で入っている訳ではないのです。
体に入ってから、吸収する形に変われば良いのですが、変換率は、かなり低いです。
つまり、せっかく摂っても吸収されずに排泄される率が、高いのです。
しかも、非常に酸化しやすいです。
ですから、保存に気をつけた上で、使う場合は、そのまま、つまり、決して加熱せずに、使いたいです。
菜食の人で、中性脂肪が低すぎる場合は、どうしても100%菜食、と言う場合は別ですが、青魚を少しでも食べて、結果を見てみては、どうでしょう?
この情報は、お役に立ったでしょうか?
こちらなら、もっともっと、日々の食事のポイントを、受け取ってもらえますよ。^^