55才の医師が断言する、認知症初期症状と物忘れとを見分ける方法
● 55才の医師が断言する、認知症初期症状と物忘れとを見分ける方法
こんにちは。一美キンロスです。
どんな物忘れだと認知症、あるいは認知症の入り口なのかについての、お話をします。
安心していただくための話なので、安心してお読み下さいね。
私のような、60代後半の、「正式な老人」だけでなく、40代、50代の方も、ひょっとすると、
例えば、何かを取りに行こうと思って、2階に階段を登って行く途中に、
「あれ?何を取りに来たんだったっけ?」
と思ったり、
車に乗って買い物に行って、立体駐車場に停めて、さあ帰ろう、と車に戻ろうとして、
「わ。どこに停めたんだったっけ?」
と、わからなくなったり、
あるいは、しばらく会っていなかった知り合いとバッタリ出会って、向こうは、
「一美さん、久しぶり!」
なんて言って声をかけてくれるのに、どうしてもその人の名前を思い出せない。
そんなことは、ありませんか?
そして、ひょっとして認知症になったのかも、と不安になることが、ありませんか?
大丈夫です。このような物忘れは、認知症では、ありません。
以前、新聞で紹介されていた、ルーシー・ポロックさんという55才のお医者さんの著書、
「年をとるということ」
によると、上記のような例は、安心して良いようです。
では、どんな場合が認知症なのか、ですが、
駐車場で、どこに車を停めたのか忘れた、というようなレベルを超えて、
「あれっ。どうやって家に帰ればいいんだろう?」
などと、家に帰る帰り方がわからなくなってしまうとか、
ごく普通のお料理をしている最中に、
「あれ?次、何を入れるんだったっけ?その次に、どうするんだっけ?」
などと、わからなくなって、結局、お料理が完成しない。
こう言った場合は、ヘルプしてくれる人が、いつもそばについてくれていれば、何とかなるかもしれませんが、
一人では、生きていくのが難しいです。
そんな風に、もし一人になって行った時に生きていけるかどうか、と考えたときに、無理だろう、と思われるような物忘れ。これが、認知症や、認知症の入り口と見極める1つのヒントだ、と言われています。
実は、今、あげた例ですが、アルツハイマー症だった、随分前に亡くなった、夫の母が、そのような感じでした。
どこかに出かけたっきり、帰れなくなったり、お料理はもう、できなくなってしまっていました。
だから、一人で生きていくのは困らない、例えば、ちょっとドアを開けて何か取りに行こうとした時に、私が欲しかったのは、何だったっけ?というようなレベルの物忘れは、認知症ではないので、心配不要です、という話でした。
こちらでは、このような、日頃、ふと気になる健康についての疑問にもお答えしています。^^